もう十年以上前になるんじゃないかと思いますが、ロッド・ステュワートのラブソングのいっぱい詰まったCDを買いました。一度聞いて、なんか、彼の「勝手な」アドリブが気に入らず、長いことほっていました。
この数日間、風邪で連日熱が38度台に上がっていたため、起きているのもしんどいし、かといって布団の中に入っているだけというのも、同じようにしんどかったので、物置の奥からCDケースをひっぱり出してきてヘッドフォンで聞いて時間を過ごしていました。そしたら聞こえてきたんです。この歌が
Are those your eyes (それが君の目なの
Is that your smile (それが君の微笑み
I’ve been looking at you for ever (僕はずっと君を見ていたのに
Yet I never saw you before (今まで君が見えてなかったんだね
Are these your hands holding mine (今僕の手をにぎりしめているのが君の手なのか
Now I wonder how I could have been so blind (どうして今までこんなに目が見えてなかったんだろう
And for the first time I am looking in your eyes (生まれて初めて今君の目を見ている
For the first time I’m seeing who you are (初めて、君が誰なのかわかったよ
I can’t believe how much I see (君が僕を見つめてくれていると、
When you’re looking back at me (こんなに見えるなんて、信じられないよ
今生きている子が、もう一人の娘の生まれ変わりだなんて言ったら、それは、まうらにとても失礼な言葉になることは十分に自覚してはいますが、この歌を聴いていたら、萌々が、本当に小さな手で、懸命に私の指にしがみついてきた感触がよみがえり、まうらの力強い手の感触と重なり、まうらの四角い顔の背後に、棺の中で眠る萌々の顔の輪郭が重なって見えてきました。